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2021.12.31

2021年の振り返りと2022年の抱負

2021年の振り返りと2022年の抱負

ご無沙汰しています、代表の杉山です。

気付けばもう大晦日。
残り数時間で2021年も終わりです。
このブログを読んでおられる皆さんは、もう新年を迎えておられるかもしれませんね。
皆さんの2021年はどんな年だったでしょうか?そして2022年はどんな年にしたいですか?

私の2021年は、お陰様で大変忙しく過ごすことができました。
一方で精神的にも体力的にも、生まれてこの方、一番しんどい年だったかもしれません。

STORYを創業してもうすぐ7年になりますが、組織としての壁は成長段階でいくつかは感じつつも、自分自身の能力に対する壁については、自由に仕事ができるようになったこともあり会社員時代よりは感じることが少なくなっていました。

その今まで目に見えていなかった、7年分のツケが一気に降り掛かってきたような感覚でした。

お客様への対応もしかり、会社の経営もしかり、自身の力不足を色々な場面で痛感させられました。

しかし、その中でもSTORYを頼って、お仕事をご依頼いただけるお客様が沢山います。
これは本当にありがたいことで、全くの能力不足であればそこまで頼っていただくことはなかったのだと思うし、そう思っていただいたからには全力で期待に応え、さらに成長していきたいと思えるようになりました。

そしてこのコロナ禍。
STORYではリモートワーク主体と出社主体の勤務形態選択制を取り入れていますが、やはり皆が選択するのはリモートワーク。
必要最低限のコミュニケーションはリモートで不自由なく行えるし、仕事への支障もさしあたっては特にありません。
機を見て、感染対策には十分注意しながら社内イベントを行い、クルー同士の交流も図ってきました。
しかし、自身の時間の使い方を改めて振り返って見ると、自身の対応している案件にいつしか大きく比重が寄ってしまっていることに気付きました。

少し余談になりますが、先日、友人と話をしている中で、愛情はどこに宿るのか?という話題になりました。

例えば、目の前に愛する人がいたとして、その人の何を僕たちは愛しているのだろうか?
その人の顔なのか、性格なのか、声なのか。
「全てだ」という人もいるかもしれませんが、例えば愛する人が事故で顔に傷を負ったり、記憶喪失になってしまったり、病気で声帯を取り除かざるを得なくなったとき、その人のことを愛することをやめるでしょうか。

本当にその人の事を愛していたら、そんなことは無いはずです。
では、その人への愛情はどこに宿っているのか?

それは共に過ごしてきた時間であり、思い出であり、経験なんだと思います。

そういうと綺麗に聞こえますが、非常にドライに考えると、自分自身のその対象に向けた時間や労力やお金といったあらゆるコストがある意味サンクコストとして存在し、そのコストを支払う自身を正当化するために、認知的不協和を解消する手段として「愛情」という形のない感情を作り出しているのではないか、とも思われるわけです。

逆に考えると、「愛情」は自身のコストの使い方でいくらでも、誰にでも注ぐことができるということです。

STORYの経営理念、「Love&Quality」の中で「愛とは、相手の望みを叶えること。」と定義していますが、逆説的に、相手の望みを叶えていく過程で愛が生まれるとも言えます。

閑話休題。

人の時間は有限です。
その貴重な時間を、どんな優先順位で使っていくか。
持続可能なやり方で、STORYのビジョンでもある「笑顔の総量を増やす」会社にするためにはどうすれば良いのか?

人を幸せにしたいと思う時、まず自分自身が幸せでなければ相手を幸せにすることはできません。
そう考えるとインサイドアウトの考え方で、身近な人から満たしていく必要があります。

ともすると、2021年は一足飛びにクライアントへ愛情を注ぐ(コストをかける)ことで自分自身や家族やクルー、パートナーを犠牲にしてしまっていたのかもしれません。

理想は、内側を満たすことにより周りを満たしていく生き方です。
そのために2022年は身近にいる人と出来るだけ多くの時間を過ごし、労力をかけ、結果としてクライアントや社会に対してより良いサービス、価値を提供していきたい。
決してクライアントワークをないがしろにするのではなく、自分ひとりの力だけではなく、STORYとしてのチーム力を高めて皆で目標を達成する一年にしていきます。

それでは2022年も、どうぞ宜しくお願いいたします。

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