2020.4.28
昔見た映画
こんにちは。まりっぺです。
スキル向上のために社内で行っている”ええもん共有会”
今回「この映画は必見!」というテーマのもと
STORYクルーに見てほしい映画をPowerPointを使って紹介することに
少し前に発表を終え思ったのは、
映画の紹介って本当に難しい・・・。
TVで芸能人がよく映画紹介をしているのをみると、
その芸能人が出演しているしていないに関わらず
興味を引く紹介を簡単にするのを見ながら、
「良い映画」もしくは「台本がある」からだと思っていた。
自分で映画を紹介するにあたって、
彼らはプロフェッショナルなんだと再確認するきっかけにもなった。
・・・・・・・・・
あまりいい出来栄えだったとは言えない自分の発表だが、
私にはBLOGという紹介手段もあると思い
今回は文章でリベンジしたいと思う。
さて、今回紹介したい映画はこちら!
Little Miss Sunshine
2006年に公開
アカデミー賞をはじめとする各国映画祭で絶賛された作品なのですが、
ご存知でしょうか?
当時14歳の私がみて、記憶に残っている映画なのですが、
昔見たときなにが印象にのこったのか・・・
と考えてみたけれど、記憶をたどるのにも限界があるので、もう一度みることに。
改めてみて感じたのは、
・自分のアイデンティティの大切さ
・相手を認めることの大切さ
が表現されている映画だと感じた。
まずは簡単にあらすじから紹介したいと思う。
◇◆あらすじ紹介◆◇
アメリカ合衆国ニュー・メキシコ州に住むファミリー。
その家族の一人の女の子(オリーヴ)を中心に物語は進む・・・。カリフォルニアで開催される美少女コンテストに出場するため、家族全員でニューメキシコからカルフォルニアへ行くことに。
古いマイクロバスで800マイル(1000km/東京大阪間が約500km)の旅をするが、
家族は様々な問題に直面する。ヒューマンコメディ×ロードムービー。
私がLITTLE MISS SUNSHINEを見たきっかけは、映画のジャケットを飾っていたアンティーク調の強いワーゲンバス。
何故か当時、フォルクスワーゲンの車を持つことが将来の夢の1つだった当時の私はそれだけの理由でこの映画を見た。
ジャケットにも使われているこのワーゲンバスは、魅力の1つ。
この映画の中で家族の象徴として
止まったり、動いたり、壊れたり、なおったりしながら
映画の中でも大切な役割を果たす。
最後にはオンボロのワーゲンバスがなんだか宝物みたいに見えて来るはず!
そんなワーゲンバスのような「家族」がもう一つの魅力。
この家族一人ひとりの特徴は抑えてから映画をみるとより楽しめると思う。
父:勝ち組になることに執着して「負け犬がいちばん嫌い」と言い張る父
母:お金に悩みながらも、家族をまとめようと奮闘する母
兄:ニーチェに心奪われ、夢を実現するまで喋らないと決心、人嫌いの少年
妹:ミスコンの優勝を夢見るポッチャリ少女
叔父:失恋して自殺未遂したゲイの理論家の叔父
おじいちゃん:老人ホームを追放された不良でエロいおじいちゃん
それぞれ問題を抱える家族。
「人生うまくいかない」と悩みながら、それぞれの思いで頑張っている姿は、自分と重ね合わせて見れる部分になるかもしれません。
ここまでの紹介で感じるのは、ドタバタの問題だらけの映画。
おそらく、ここで期待するのは、普通なら「ハッピーエンド」なんですが。
1つだけコメントをしておくと、
ラストも裏切ること無く「問題だらけ」笑
私自身、1回目見たときと、今回改めて見たとき
感じたことが違ったので・・・
笑えるラストか?
または泣けるラストか?
映画を見る人によって違う感動が待っていると思います。
最後に1つ。
老人ホームを追放されて不良のエロいおじいさん。
この家族の中でもかなり癖のありそうなキャラクターと思うかもしれません。
ただこのとんでもないおじいちゃん、問題が起こるその時々で、
とってもいい言葉を伝えてくれるんです。
励ますでもなく、慰めるでもなく
ワンシーンで「おじいちゃんはお前を誇りに思うよ。」
と言葉をかけるおじいちゃん。
心あたたまるシーンはいくつかあるので
是非映画をみて、今の自分が気づく言葉を大切にして欲しいなと思います。
バラバラな家族が本当にいろんな問題にぶつかりながら
それぞれの道を見つけていく本当に素敵な映画です。
最初にもお伝えしましたが、コメディとして楽しい映画だけでなく、
家族の素晴らしさや自分らしく生きていくのことの素晴らしさを
教えてくれる家族と一緒に見てほしい作品です。
ぜひ、外出自粛中、GW中の楽しみに!