2022.8.31
推し活から見るマーケ考察~入門編
こんにちは、你好(ニーハオ)、STORYの胡です(○´∀`)ノ゙★
タイトルの「推し活」というワードですが、どこかで聞いたりしませんか?
アイドルやアニメ界隈に潜ってる人にとって聞き慣れてる言葉ですが、2021年の新語・流行語大賞のおかげで認知度が広がり、今の時代ではこの言葉の意味を知らない人がもはやいないんじゃないかと思います。
長年「推し活」をしてる中、社会経済に貢献しながら感じた変化や進化をわたしの実体験をいれつつ、マーケティングの角度から軽く語られたらと思います。
早速本題に突っ込みたいのですが、すっすすすすみせん…「推し活」ってなんだろう…と困惑してる方がいらっしゃると思うので、まず基礎のところからゆっくり話を進めていきたいと思います♬(ノ゜∇゜)ノ♩
推し活とは
「応援活動。もとはアイドルを応援するファンが自身の好きなメンバー(推しメン)を応援する活動を指して用いた言葉。当時「オシ」「押し」「推し」と複数の表現があったが、芥川賞受賞宇佐見りん『推し、燃ゆ』で「推し」と定着したようだ。箱推しは、グループ全体を推すこと。推し活グッズ「アクスタ」が注目され、推しの対象分野も拡大中。」
モデルプレスの記事より引用
https://mdpr.jp/news/detail/2850623
はい、とてもわかりやすい解説で、皆さんはきっとお分かりいただけたと思います!
アイドルは実在の人物なので、すぐ理解できると思います。ただし、アニメなど作品に関しては、基本はキャラクターを応援すると。そのキャラクターは人間であれ、動物であれ、ある物の擬人化であれ、とにかく好きであればなんでも推しになれます!
さて、実際推し活は何をしてるのでしょう。特に定義はありませんが、大体こんな活動をしてるよーとわたし的にまとめてみました。
推し活の内容まとめ
公の活動:
・公式開催のイベント、コラボカフェ、ライブなどの参加
・動画/音声配信放送、SNSなど情報源フォロー
私の活動:
・イベントの参戦準備
身の回り→服装、小物、コスメ集め、ネイル
応援グッズ→うちわ、痛バッグ
・聖地巡礼
アイドル→番宣、ライブで訪れた場所、お店など
アニメ→作品の舞台モデルなど
・発信、布教(主にSNSで語る)
・オフ会(お茶会、鑑賞会)
購買行動:
・CD、DVD/BD、デジタル音源など
・写真集、雑誌
・グッズ
・ブランドコラボ商品
・推しにまつわる物全部♥(推しカラーとか)
・課金(ゲームの場合)
イベントだけ行動するのではなく、日常生活で推しと関わる行動をしていくのが、「推し活」と概論できるのでしょう。
推し活に関連する経済活動の中、コが一番感心したのは”コラボ商品”です。今ではあらゆる物!全て!企業との合作ができちゃいます。
直近の例を挙げますと、ONE PIECE劇場版と女性下着ブランドPEACH JOHNとのコラボレーションです。
へえ~関係なくない?と思うぐらい、今の時代は本当に何でもコラボしています(Ŏ艸Ŏ)
この例のコラボ内容をざっくりと説明しますと、キャラクターが劇中に着た服装をイメージしたランジェリーやルームウェアを販売するとのことです。
どんなものか気になる方は下にリンクを貼りますので、ぜひ見てみてください。
ここからチラッと見に行きます☆
こちらの例以外にもキャラクターが作品の中につけたアクセサリー、キャラクターのイメージをする香水、イメージカラーをするヘッドホン…本当に目が回るぐらいたくさんあります!
ブランドイメージ、商材やコストにもよりますが、クオリティーを除いて今のコラボ商品は実に身近で、公にしたくない人でもこっそり楽しんで推し活できます。
もう一つ感心したのは”SNSの発達”です。
大昔のネット環境というと公式ホームページと掲示板が情報源のメインだったかと思います。公式にとって発信の場、ファンにとって情報収集の場、ただ今はTwitter公式アカウントを併用しながら発信するのが主流になりました。公式⇄ファン、ファン⇄ファンの交流もしやすくなりました。
特にゲーム・アニメはとくに相性がよくて、Twitterを立ち上げてないコンテンツはほぼ見たことがありません。
えっ、今はInstagram、Tik Tokだろう!と思われますが、残念ながらジャンル的に相性がよいとは言えないので、やはり発信・交流の場としてはTwitterだと個人的に感じます💦
でも、コラボレーションすることによって、簡単に解消でき、もはや相乗効果を生じる場合もたくさんあります。ONE PIECEの例に戻りますと、今回のコラボ企業は主にFacebookとInstagramで発信されてるので、Twitter以外の場でも劇場版の宣伝効果が行き届けられますね!
いや~作品側、企業側それぞれどんな戦略を立てられてるのかはその中の人しか知りませんが、こうしていちユーザーの体験や視点から考えてみると実に面白いです。
さらに色んな角度から深掘りしていくと論文にもなるんじゃないかと思いますので、何篇かを分けてわたしの考察(もうそう)に付き合ってもらえたらと嬉しいです(○´∀`)ノ゙★
またまた、コラボすることによってどれほどの売上が創られたのか、どんな新しいきっかけを得られたのか、おた…いや、マーケティングに関わる物としてホンマホンマホンマのホンマに知りたいので、”その中の人”からのお声がけを大歓迎です。ぜひSTORYでそのストーリーを語りましょう。
それでは、下次再會!
💡再(ザイ)會(フェー):またね!(^_^)/~