2022.5.31
剣道はなぜ奇声をあげるのか
お疲れ様です。
2月に入社いたしました、やえっちと申します。
今回は「剣道」というスポーツにおける、掛け声について書かせていただこうと思います。
僕は昔、剣道をしていたことがありまして、
そのお話を誰かにすると、
「なんであんな声をあげるんですか?」と掛け声の話題になることが多いんです。
大抵、僕なりの解釈をお話させてもらってたんですが、
ふと、僕が知らないだけで、実は深い意味があるんだろうな、と思いまして、
この機会にネットで少し調べてみたいと思います。
まずは、剣道がどういったスポーツなのか、簡単に。
wikiにも書かれている通り、相手をひっぱたくスポーツではなく、
そもそもの意義は、自分の心を磨く?精神を鍛えるためのもののようです。
剣道の面白いところなのですが、
実は、必死に叩いても勝てない競技で、
有効になるのは、「気・剣・体(心・技・体)」が揃ったものだけなんです。
気迫があって、ちゃんと当たっていて、その後の動作が整っていれば、有効になるんです。
気になった方は「剣道 ルール」みたいな感じで調べると、
全日本剣道連盟 様の審判規則が出てきます。
要は、
ルールで決まってるから、声を出さなければならないんです。
本題に戻ります。
声を出す理由はわかったのですが、
奇声である必要性については、まだよくわかっていません。
調べた結果、多くの人が疑問に思っているようです。
基本的には「気合を入れるため」みたいに書かれているものが多いですね。
現状、明確な答えはなさそうです。
僕が気に入ったのは、知恵袋の解答で、
何故、剣道では大声や奇声を発したりするのですか?
こんな解答をされてる方がいらっしゃいました。
文章に品性と熱意が感じられて、有段者というイメージと合致しますね。
確かに、自分を奮い立たせたいなら大声を上げるのも納得できます。
気合を入れる、威圧する、は奇声を上げる目的として、なんとなく想像が付くのであまり面白く感じないのですが、
「自分を奮い立たせるため」というのは、
弱い人間が少しでも強くあろうとする様子が現れているように見えて、
最初にお話した剣道の意義と多少なり重なる部分がありそうだなーと思って、
僕は気に入りました。
ぜひ皆さんも、自分を奮い立たせるときには、周りの迷惑にならない程度に大きな声を出してみてください。
以上です。