2023.6.29
ChatGPTを活用した議事録作成の効率化に関する改善事例
うっちーです!今回は議事録作成の効率化に関する改善事例のご紹介をさせていただきます。
ChatGPTって何?という方もおられるかもしれないので簡単にご説明させて頂きます。
ChatGPTとはアメリカのOpenAI社が開発した人工知能(AI)を使ったチャットサービスのことです。人間の質問に対してまるで人間のように自然に答える技術が搭載されております。ChatGPTでできることは多岐にわたり、文章の作成/校正/膨大なテキストの要約などからプログラミングや表計算ソフトの記述などにも対応してくれます。
今回は、このChatGPTを活用し議事録作成を効率化していく手順を解説していきます。
手順①:Googleドキュメントの音声入力を活用し会議中に文字起こしする
まずは会議前にGoogleドキュメントを開いておきましょう。
そして、ツール>音声入力を起動するとマイクのマークが出るのでそちらをクリックすると音声入力が開始されます。あとは音声入力により会議内容を文字起こししてもらうだけとなります。声を全て正確に聞き取り文章にするのは難しいかと思いますが、やや支離滅裂な文章になっていても問題はありません。会議の内容を断片的な情報として残しておけば後でChatGPTで要約し再構成するのでなんとかなります。
手順②:ChatGPTで文章を要約する
会議の内容を音声入力で文字起こししたものをChatGPTで要約しましょう。
その際には800文字以内の箇条書き形式でまとめてくださいなどと具体的な指示を与えてあげるとこちらの意図した答えを引き出すことができるかと思います。
手順③:ChatGPTで要約した文章を議事録形式でまとめ直す
ChatGPTに要約した文章を議事録形式でアウトプットさせましょう。
要約された文章をもう一度、日時、議題、議事の概要の見出しで議事録形式でまとめ直してくださいなどと要求すれば良いです。
<まとめ>
今回は、ChatGPTを活用した議事録作成の自動化に関する改善事例についてご紹介させて頂きました。
全体の手順としてはGoogleドキュメントの音声入力で文字起こしし、その内容をChatGPTに要約させ、さらにその内容を議事録形式にまとめ直すという流れで行いました。
今回ChatGPTを活用してみましたが、
会議中はGoogleドキュメントの音声入力を活用するだけなので自分自身は議事録を取る必要性がなく話を聞くことに集中できるというのが大きなメリットだと思いました。
是非活用していただければ幸いです。