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2020.8.31

鬼滅の刃から考える、経営の目的

鬼滅の刃から考える、経営の目的

こんにちは。代表の杉山です。

 

巷で話題の漫画「鬼滅の刃」、皆さんはもう読まれましたか?

 

先日、STORYクルーが「是非読んでください!」と、まとめて漫画を21巻まで貸してくれたので、週末に時間を忘れて黙々と読み耽ってしまいました。

 

いやー、面白いですね。

ここまでヒットになるのもわかります。

 

特にキャラの描写やそれぞれのストーリーが魅力的で、推しキャラが人それぞれ異なるのもこの漫画の面白いところです。

 

今の所、僕の推しキャラは「産屋敷 耀哉(うぶやしき かがや)」ですね。

 

産屋敷一族は代々、敵の鬼を倒すための剣士の組織、鬼殺隊を管理しており、産屋敷 耀哉はその97代目。

 

子供の頃から体が弱く、20代で病を患い余命幾ばくもない中で、一癖も二癖もある鬼殺隊の「柱」と呼ばれる幹部たちを異常とも言えるマネジメント力で統率し、結束した強い組織を作り上げています。

 

僕が彼のことを好きなのは、決して偉そうにしていない所。

 

力で部下を動かすのではなく、それぞれの隊員を本当によく見ていて、今、この言葉が欲しい、という事を言ってくれるんですよね。

 

だから隊員も全幅の信頼をおいてついてきてくれるし、全員から慕われている。

 

まさに僕の目指している「優しい経営者」なんです。

 

その中で、鬼殺隊は「世の中の鬼をすべて倒す」という明確な目的を持って一枚岩になっているわけですが、改めて一枚岩の組織をつくるため、当社STORYの目的について考えてみました。

 

考え方の異なる個人を団結させるためには、共通の敵を作るのが一番手っとり早いのですが、今の時代に鬼はいません。

 

鬼みたいな社会課題や既得権益などなどと戦うベンチャー企業は沢山あって、そんな会社を経営している起業家に僕はとても憧れるのですが、僕自身そこまで強烈な不条理にぶち当たった経験も、不遇な環境にもいませんでした。

 

戦争もない日本という平和な国に生まれ、暖かい両親に愛情を注いでもらい、ここまで幸せに生きてこられました。

もちろん生きている以上、辛かった経験も多分にありますが、紛争地域に生きる人や、今日食べるものに困っている人達からすれば恵まれ過ぎている環境で生きています。

 

では僕は今、何のために、どんな使命を持ってSTORYを経営しなければいけないのか?

そして、STORYクルーの皆と何を達成しようとしているのか?

 

語弊を恐れずにすごいシンプルに言うと、

「お客さんを幸せにして、自分たちも幸せになること。」に尽きます。

 

なぜこの結論に行き着いたのかについて話せば長くなるので、また日を改めて書きたいと思っていますが、今回はこの「相手も、自分たちも幸せになる」という目的をもう少し具体化して話をしてみたいと思います。

 

「お客さんを幸せにして、自分たちも幸せになる」と言ったときに、まず何をもって幸せにする(なる)のか、いくつか要素があります。

 

最もわかりやすい例をあげると、

 

クライアントの売上が上がって幸せ→クルーの給与が上がって幸せ

 

という構図が少なからずあるでしょう。

 

しかし、それだけでは無いはず。

 

STORYという社名を決めた理由は何だったか?

 

原点(STORY/社名の由来)に立ち返ると、ストーリー(物語)を、

目の前の結果だけではなく、過程や人の思いを大事にしたい。

その先に本当の笑顔がある、と信じる想いがありました。

 

それを形にするためには、

まずはクライアントのストーリーを知ること、

商品だけを見るのではなく、それを作り上げてこられた歴史と思いをしっかりと受け止めること、

そしてそれを発信して多くの人に知ってもらうことが必要です。

 

その工程のどれもが、決して簡単な話ではありません。

 

クライアントに寄り添うマインドから、ヒアリング力、本質を見極める力、課題解決力、プレゼン技術、マーケティングの知識…

モノにしなければならないスキルは数えきれません。

 

僕らの理想を実現するために、現実に目を落とせば自分の至らなさを痛感し、毎日挫折や苦しいことの連続です。

壁を乗り越えたと思ったら、すぐ次の壁が立ちはだかる。

 

けれど、その苦難を乗り越えていく毎日の積み重ね自体が、一人ひとりのクルーのストーリーになっていく。

 

それぞれの成長ストーリーの果てに、もっと多くのクライアントのストーリーを届けられるようになったり、賛同する仲間が増えていったり、

クルーが元々もっている夢を実現したり。

 

そんな会社にしていきたいし、それを全員が楽しみながらやりがいを感じてもらいたい、という想いがあります。

 

目の前の相手の望みを叶えながら、人生そのものを皆で楽しめるようにする。

それがSTORYの目的です。

 

人の命には限りがあります。

 

お金も、土地も資産も、ビジネスモデルも、形あるものはいつか価値が崩れます。

 

本当に価値のある、大切なものは何か。

 

産屋敷 耀哉が、自身の最期に残した言葉。

 

永遠というのは人の想いだ 人の想いこそが永遠であり 不滅なんだよ

 

次の世代にこの想いを繋げるため、明日も全力を尽くします。

 

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