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2019.1.4

ブログの価値を見直す

ブログの価値を見直す

あけましておめでとうございます。
まりっぺです。

STORYのブログ立ち上げからようやく半年が過ぎました。
今回はブログを書いていく中で私が理解したブログの価値について話していきたいと思います。

スマホもまだ出回っていないガラケーが主流の時、mixiなどと併用でブログを使っていた人も多かったでしょうか。

現代ではブログに加え、Facebook、Twitter、InstagramなどのSNSが多く使われていて、個人の情報発信(日常の出来事)としてはSNS中心の発信になっています。

その中でブログはどういった形で使われているのでしょうか。

■個人ブログ

個人ブログは仕入れた情報を、自分で考え、向き合い、自分なりの判断をし発信する。SNSのように個人登録がなく検索エンジンでの検索で表示される分、広い範囲の人が見ることができる配信が可能です。ただ記事に需要があるかどうかはユーザーの興味関心によるので、検索市場の中ではとても左右されやすい。需要のない記事はSNSと一緒で流されてしまう、それは日記と一緒で身近な人しか興味のないものになるからです。

個人のブログの利点は個人で情報発信を簡単にできる以外に、自分の成長を促すトリガーにもなります。記事を作るために情報を集める(インプット)、そして情報を配信(アウトプット)することで新しい考え、情報、人と出会いそれらが自分の軸となっていく。時間をかけ記事を執筆することは時間の無駄ではないかと考えるかもしれないですが、結果的に情報整理をする脳ができ、思わぬアイディアがでたりと質の高い結果につながるでしょう。

■企業のブログ

「消費者に自社の商品やサービスを知ってもらいたい。」と考える中、まず考えられるのがオウンドメディアだと思います。

企業が所有しているホームページ、ブログ、ツイッター、Youtube、パンフレット、メールマガジンなどの情報発信ができる。そしてその発信をコントロールできる。そんなツールとなるオウンドメディアの中で、企業案内のパンフレットや自社のホームページなどは情報が決まっているもの、そしてYoutubeは動画作成が必要になり、メールマガジンは配信先の用意が必要なのに対して、最も情報の発信がしやすいものがブログと言えるでしょう。

■SNSとブログの違い

最も発信しやすいツールはブログでなくSNSではないか?と思うかもしれません。確かにTwitter、FacebookなどのSNSはその時の情報を発信しやすいように作られているため発信しやすく、情報を見る側としてもまずSNSになると思います。ブログとSNSの違いを理解することで、上手に使い分けることが必要だというところがわかります。

SNSはこまめに配信し、できるだけ多くの人の目に触れるように投稿されるケースが多いように思います。Facebook、Twitter、Instagramそれぞれ配信された記事からどんどんタイムラインのトップに表示されるのが一番の要因と言っていいでしょう。そのため、配信時間や曜日のタイミングや、媒体に合わせた表現(ハッシュタグ)などでできるだけユーザーの目を引き活用していくことが重要になってきます。

このことからわかるブログとの大きな違いは、ブログの記事が「蓄積」されていくのにたいしてSNSの記事は「消費」つまり、読み終わると自分の情報として脳内に取り込まれ記事自体は流されていくということになります

■ブログのメリット、デメリット

企業ブログを運用していく中で大事になるのが「質を保ち、集客をしていく」点でしょう。最大限にブログの価値を引き出すために、ブログが企業にもたらすメリット・デメリットをまとめてみました。

■メリット

FacebookやTwitter、Instagramのようにお友達やフォロワーの設定もなく、検索エンジンを意識した集客になります。SNSは企業名や商品名での検索が優先されていますが、ブログの場合商品機能やサービス内容でのキーワードでブログに訪れる人もいると考えられます。

ブログの価値があがると、決まった読者も増えてきますが、検索エンジン経由での新規の読者もいます。その点を踏まえると、ブログ訪問者は自分の求めている記事でない限り検索にヒットすることも少ないので、記事の作成者は既存の読者に配慮しつつも、ある程度自由な記事作成ができます。

ブログはコンテンツファーストとよく言われますが、コンテンツ内容を考える上で大切になるのが「読むユーザーのことを考えた記事」です。日常日記などの記事は、お客様に社内やお店の雰囲気を知ってもらえたりするユーザと企業の接点として大きな役割を果たしていきます。一方、コンテンツがしっかりとしているノウハウについてなどの記事は企業の資産となり、同時にその道の専門家として認識され企業のブランディングにもつながるでしょう。

■デメリット

企業のブログはたいてい、「会社のことを、商品、サービスのことを知ってもらいたい」という思いから始めると思います。実際に多くの人に広まる可能性があり企業の情報発信ツールとなるので効果的といえるでしょう。

その中で問題になることは、質を保った記事の継続投稿です。継続配信は出来ているけれども、コンテンツがパッとしない物はSNSとの差がなく、記事を読み終わる前に記事ページを離脱してしまう読者が増える可能性があります。

社内をよく知る社員が書くことで、経験が反映された専門的要素がある質の高い記事を増すことができ、解決に繋がります。しかし専門知識に馴染みのないユーザーに対してもわかりやすくかみ砕いて説明し伝わる文章の作成が必要になり、SEOを意識した文章を書くには経験と知識も必要になります。その対応として、一部を専門の業者に委託することも一つの手と言えるでしょう。

■まとめ

SNSは自分や企業のことをある程度知っている人が見るものに対して、ブログは検索エンジン経由で訪問する新規の読者もいる。その点を踏まえ配信内容を変えていく必要があります。企業とお客様(ブログ訪問者)をつなぐ接点になる物という点では同じ機能を果たしますが、SNSとの大きな違いは執筆された記事が蓄積され企業の資産となりうるものになるということです。そして資産として蓄積された情報は企業が専門家として認めるブランディングへとつながる物にもなります。ブログの効果を最大限に引き出すためには、「ブログの作成」が目的化してしまうことがないように目標を常に念頭に置きコンテンツを考えていくことが重要となるでしょう。

■最後に

STORYBLOGはまだ半年、STORYの想いだけは社員全員熱く
ノウハウをもっと更新しなければいけないなと、
この記事を書きながらシミジミ…。

1年立つ頃にはきっとBLOGの役割、価値もまた違った側面から見れているはず。BLOG担当者としてまだまだ、絶えず更新していきたいと思います!

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