2020.6.30
ブログが紡いでくれたもの
![ブログが紡いでくれたもの](https://story-corp.jp/wp/wp-content/uploads/2020/06/unnamed-file-720x430.jpg)
こんにちは。
STORYクルーの池ちゃんです。
最近、何か新しい事を始めてみようかと、情報収集する日々です。
楽しい何かが見つかったら、ブログでもお話したいと思います。
さて、今回は私とブログについて、をテーマに書いていきたいと思います。
先日、クライアント様とのWeb会議がありました。
一通り話も終わった頃、一人の方から呼びかけられ、
「今日も高知でリモートワークですか?」
と聞かれました。
突然の事に、一瞬言葉が出ませんでしたが、
辛うじて返事をし、一緒に参加していた営業マンのフォローも受けつつ話していると、
どうやらブログを読んで下さっていた事がわかりました。
今日会議をする相手、もしかしたら今後一緒に仕事をする相手が、
どういう人なのか、という事を知ろうとして下さっている。
という事に、大きく心を掴まれた事を覚えています。
人を感動させるってこういう事なんだろうなと思いました。
私はクライアント様と接する機会はほとんどありません。
ただ、そういう気持ちは常に持ち続けたいと改めて思いました。
誰も知り得る事がない小さな動きかもしれませんが、
そういうものを積み重ねる事が、とても大切だと思っています。
改めて、心を込めて仕事をする事の大切さを思い出した出来事でした。
そして、それと同じ頃、
ずっとSTORYのブログを読んで下さっている方とお会いする機会がありました。
ここで少し話は変わりますが、
私はブログを書く事が得意ではありません。
元々、人前で話す事が苦手で、例えそれが社内であってもすごく緊張するほどです。
それは、経験なのか、練習不足による不安なのか、人前で失敗する事への恐れなのか、
はたまた、自信のなさの現れだったりするのかもしれません。
緊張している自分を意識してしまう事が、さらに緊張を高めていると思いますが、
なかなか意識を逃す事が出来ず克服には至りません。
ブログでも同じような感覚に陥る事があります。
人前で何かを発表するような緊張感。
どうにか乗り越えられないものか、と考え、
「ブログの書き方」「文章の書き方」などたくさんの記事を読みました。
型を知り、それにあわせて暫くブログを書いていました。
ただ、何をテーマとするかはいつも悩みの種でした。
何かを表現する事を難しく感じていた私が唯一テーマに出来るものは、
自分の想いや経験でした。
自分の心の中で大事にしていた気持ちの一部を切り取って文章にして届ける。
まずはそこから、と思いブログを書いていました。
話を元に戻しますが、
そんな私にとって、そのブログを読んで下さっている方との出逢いも大きなものでした。
その方の印象は、芸人さんみたいな人。
言葉を操るプロみたい、という事です。
言葉だけではなく、人の気持ちやその場の空気、全てを掌握し笑いを生み出すような、
そんな魅力ある人。
話をしていて心地いい、そんな人でもあります。
ブログをずっと読んで下さっているという話ももちろん嬉しかったのですが、
何より嬉しかったのは、ちゃんとそのブログが届いていると感じられた事でした。
自分の気持ちの一部を切り取る私のブログは、
決して万人受けするものではないと思っています。
「会社のブログ」という観点から見ると、まだまだ甘いものだとも思っています。
それでも、読んでもらえるだけではなく、ちゃんと届いていた事が何より嬉しかったです。
「想いを届ける」って、大事だけど難しいと日々感じています。
手当たり次第に配るのではなく、ちゃんと「届けたい」と思えているかどうか、
人の気持ちも一定ではないから尚更難しい事なんだと思います。
ただ、その想いだけは忘れたくないと感じた素敵な出逢いでした。
ブログを書く事は、やはり得意ではありません。
ただ、素敵な経験や出逢いを紡いでくれる素敵なものだと思えています。
それでは、また。